Google対策・SEO

Googleオーサーシップ「何を書いたか」ではなく「誰が書いたか」

デジタルエクスペリエンス

Google先生が人間に近づいている、ということは
前々回の記事でもお伝えしましが、これからのGoogle
アルゴリズムの変化の中で特に注目されている
「オーサーシップ(authorship:著者情報プログラム)」
についてまとめてみました。

これを覚えることで少しは新規営業がラクに
なるかもしれません。
信頼に基づいた情報をユーザーに提供するために
役に立つことになりますので。 


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◆ 執筆者の「顔が見える」著者情報の表示
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実は先日のGoogle検索結果表示の変更の中で、
もうひとつの微弱な変更がありました。

それはGoogle検索結果表示においての「著者情報」の
写真掲載が増えたことです。(添付図)

「Google 著者情報 表示」と検索すれば、よく分かると
思いますが、記事の執筆者の顔写真が並んでいます。

このブログを立ち上げて3ヶ月ほど経ちますが、
毎日いつ来るかいつ来るかとチェックしていたのですが
先週、急に現れ始めました。

また自分だけが表示されたと喜んでいたら、結構他の方の
写真も掲載され始めていたので、自分だけがGoogleに評価された
のではなく、全体的に顔写真の表示が増えているようです。


「何を書いたか」ではなく「誰が書いたか」を評価
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著者情報の表示方法や今後のアルゴリズム解析については
専門家にお任せするとして、Googleの方向性は以下の2つに
絞られてきているということが言えるでしょう。

1.そのページはユーザーが見る上において見やすく、かつ
  役に立つ情報か(ユーザーに評価されている情報か)

2.誰が執筆している情報か(情報元)


前々回記載しました、Google ウェブマスター向けブログ:
「良質なサイトを作るためのアドバイス」にGoogle先生の
その意図が全てが含まれているようです。


「誰が書いたか」を評価することについて、Google先生は
ご自身のメディアである“Google+(グーグルプラス)”の
情報を反映させているので、今後検索エンジン対策を意識して
いる方は先ずは“Google+(グーグルプラス)”の登録から
始める必要があります。

今のところ“Google+(グーグルプラス)”のフォロワー数は
検索結果の順位には反映されていないようです。
(これも急に検索順位に反映される可能性もなきにしもあらず)

ただフォロワー数を評価基準とした場合、賢い輩がまた
不純な方法で増やす可能性があるということはGoogle先生側も
ご存知だと思います。

また検索結果で評価基準とされている(はず)の
『PageRank(ページランク)』が『Author Rank(オーサーランク)』に
移行するのかどうかはまだ不明です。


「お客様目線」でコンテンツを増やすに限る
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これまでもグーグル先生の検索順位の評価基準では
お客様目線の項目が増える傾向にありましたが、
これからもその傾向は強まるようです。

ちなみに現在「お客様目線」のGoogle評価項目は
以下の通りです。

・ページ表示速度
・ページレイアウト
・不必要な広告表示
・記事のボリューム
・情報自体の内容


検索エンジンの黎明期に
「クリック数(クリック率)は評価基準に含まれるの?」
という質問をよくされました。

この10年くらいは評価基準に含まれていないはずですが、
今後はお客様目線ということであれば、クリック率
(表示回数に対するクリック数)も含まれる可能性は大きいです。

そうすると著者情報に使用する(Google+で登録する)写真も
慎重に選ばないといけないですね。
写真が分かりにくい、また粗悪なものですと上位表示しても
クリック率が下がってしまうかもしれませんので。


ということでまずはGoogle先生や検索ユーザー側に
気に入られるためにも著者情報は登録しておきましょう。


以上になります。

Google先生への著者登録などご不明点などありましたら
何なりと申し付けくださいませ。