~2013年度「国内BtoBマーケティングの現状と課題」レポート~
(出典:株式会社シャノン様)に基づいて、2014年に向けたBtoBビジネス向け、
中小企業集客対策についての2回目です。
中小企業集客対策についての2回目です。
今回は「現在の実施施策と次に展開する施策」についてです。
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◆現状施策に付いて
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2013年までの傾向:
2013年は展示会・自社セミナー開催などオフラインの施策が
行われてきたが、その費用対効果と施策ノウハウの確定について
難があった
企業の採用するマーケティングに関して、日本はアメリカの2年遅れと
言われていますが、2013年9月にアメリカで実施された調査に
よりますと、BtoBビジネス見込み客獲得において重要なチャネルの
1位が展示会となっています。(上図)
これはアメリカでは既にネットマーケティング、メールマーケティング
の施策にオフライン施策である展示会・セミナーなどを併せた施策が
行われている傾向があると言えます。
日本においてはソーシャルメディアを活用したネットマーケティング
全盛の現状から、あと2年はネットだけで新規顧客の開拓が
しやすい状況が続くでしょう。
また展示会・自社セミナーなどオフラインでの施策は
まだその仕組み(システム)を効果的にパッケージで提供している
マーケティング企業も少ないことから、その認知が広まるまでには
◆これからの施策に付いて
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2014年からの傾向:
今年1年はソーシャルメディアを含めたネットマーケティングが
現状施策とこれからの施策についての点で目立つ所は、
オフライン施策である展示会・自社セミナーの優先順位が
下がっていることが分かります。
これは先に記載したこれら施策の費用対効果が測定出来ないこと、
また“ノウハウ”が市場に流通していないため(業者もまだ手探り状態)
成果も出せていない状況がうかがえます。
また1点気になることは予算500万未満の企業の今後実施したい
施策の1位が「Facebook,twitterなどソーシャルメディア」で
あることです。
恐らくソーシャルメディア施策を開始するころには既にブームが
終わっている可能性があるためです。
もし可能であれば無料で使えるソーシャルメディア、ブログ、WEBサイトなど
“オウンドメディア”に関して、早く利用したモン勝ちの傾向はSEO施策と
同じと言えるでしょう。
“オウンドメディア”で見込み顧客を開拓する場合には、
「コンテンツ」と言われる“お客様にとって勝ちある情報”を
いかに作り続けていくか、がポイントとなります。
中小企業集客支援.comでもその価値ある「コンテンツ」を
作り続けるための「コンテンツマーケティング」について
十分に施策方法を提供させていただく予定です。
以上になります。
次回は、見込み客からお客様へと変化させるための
「見込み客育成」についてです。