前回の記事、「見込客の顧客化(育成)のために何をするか?・・」
でも出てきましたが、日本のビジネスでもコンテンツ(お客様に
とっての優良情報)の重要性がクローズアップされ始めてきました。
マーケティング用語は横文字が多くて大変恐縮なのですが、
今回は「コンテンツマーケティング」について書いてみたいと思います。
ちなみに米マーケティング業界では“content is king”
(コンテンツは王様)という言葉があるくらい重要な
キーワードですので覚えておいて損はないです。
キーワードですので覚えておいて損はないです。
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◆そもそも「コンテンツマーケティング」とは
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コンテンツマーケティングの生みの親とも言うべき
CMI (Content Marketing Institute)の定義から
説明いたします。
コンテンツマーケティングとは適切で
価値あるコンテンツを作成し配布する技術である。
ターゲットとなる見込み客のことを理解し、
これを明確に定義することにより、見込み客を引き寄せ、
獲得し、見込み客と関わり合い、見込み客に購買に
結びつく行動を促すことを目的とする。
ポイントは3つです。
①“技術” という解釈から社内体制までも定義に含める
②顧客を確定し、“優良情報” によりコミュニケーションを行う
③“購買” に結びつくことを目的とする
◆なぜ今「コンテンツマーケティング」なのか
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先ずきっかけとなったのがSEO対策、リスティング広告などの
広告戦略において“目立てば良い”といったパワー偏重側広告が
全面に立ちすぎて“肝心の中味が空っぽ”ということに
ユーザーも企業側も気づいたところが始まりです。
また時代の趨勢から見ると以下の3つが挙げられます。
①ソーシャルメディアによるお客様との密接化
②Googleアルゴリズムのコンテンツ評価の重視
③強制的なマス広告からお客様が自発的に探すコンテンツへシフト
商品・サービスを販売する場合に、いきなり販売をしむけるより
お客様に“優良情報を提供し続け”信頼を得る手順を踏むことで
リピーター、さらには口コミまでしてくれる優良顧客までに
変身してくれる可能性を秘めているのがこの「コンテンツマーケティング」
なのです。
◆「コンテンツマーケティング」のメリット
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コンテンツマーケティングのデメリットは社内の仕組みが
整うまで手間がかかることですが、メリットは今までの広告では
考えられなかったことが出来ます。(3つ)
①社内で作業が完結できる(外注費用がかならない)
②優良情報はシェアされることでより拡散される(逆もしかり)
③費用対効果が検証しやすい(見込客→個別商談→成約の確率が一定)
社内で取り組んでいけそうでしょうか。
次回予定は
「知識がない人でもコンテンツが作れる4つのポイント」
をお伝えいたします。