集客LP対策

キレイ!カッコいい!反響無し!ランディングページ3つの謎

nayami

企業にとってセミナー集客、小冊子ダウンロード、資料請求、
問合せなど、“新しいお客様との接点” をつくる際、
ランディングページ(以下LP)を使用する機会が多い
のではないでしょうか。

Googleで“ランディングページ”と検索しますと、
ランディングページ制作をウリにした業者の広告も
多く見受けられます。

ホームページと同じく、LPもお客様側から
「成果」を求められる材料のうちのひとつです。

私は会社員時代、成果が出せず散々お客様に
ゲキ詰めされた経験を何度もあります。

その悔しさで研究を重ね、成果に自信が持てたので
「成果報酬型」で成り立つ仕組みを作りました。


お客様と最初に打合せする時には今使っている
ランディングページやホームページの内容から話し
合うのですが、その時に表面に現れている課題だけなら
良いのですが、ウラに隠れている課題もあったりします。

今回はそのウラに隠れた課題を解決していこうと思います。
(業者・事業者側が双方ともに勘違いしていること)

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“良いランディングページ”を作成しても成果が出ない理由TOP3

1.「セールス」と「集客」を混同している
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さてさてまずは本件の根本的間違いである、
マーケティングプロセスにかかわることからです。

「セールス」とは販売すること。
「集客」とは新規客を集めること。

まずはセールスの手順からですが、新規見込客の場合
以下のようになります。

(見込客)→ 「無料オファーなどによる関係性づくり」
 →(販売)

しかし多くの施策の場合、真ん中の「関係性づくり」が抜け
落ちて、見ず知らずのお客様にいきなり商品・サービスを
販売しようとしてしまっています。

関係性を作るには見込客が喜ぶ情報などを先に与える
(与え続ける)ことが必要です。
何ももらっていない事業者からいきなり買いませんよね。

鉄則1.お客様は“関係が出来た事業者”から商品サービスを買う


2.経営者・決裁者を集めれていない
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これは営業とか広告・プロモーションではよく起きる現象です。
つまり決裁者でない担当者が情報収集のためにアクションしている
場合になります。

さらにいくつかの事業者から情報収集しているので、
変に知恵がついて対応するのもややこしい場合があります。

この場合は、訴求内容を経営者・決裁者を意識した内容に
変えてやることで、簡単に解決できます。

例えばメルマガ、LPに『経営者向け』『経営者限定』とか
記載してみてください。まずはそれだけでもかなり変わります。

極端にいいますと、いままで担当者から10件問合せが来ても
成約に至らなかったのが、経営者から1件来たほうが成約に至る
確率は同じか、後者の方が上でしょう。
(対応する時間からすると断然後者の方が良いです)

もちろんホームページやLPのコンテンツをすべて経営者向けに
することで、これら問題のほとんどは解決できます。

鉄則2.見せかけだけの“担当者からのアクション”は集めない


3.コピーライティングが事業者目線になっている
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コピーライティングスキルのある制作会社なら良いのですが、
ただ単に制作だけする会社、またはライティングをお客様側に
任せてしまう場合に陥りやすい現象がこれです。

お客様側に必要な情報と事業者側が出したい情報は異なります。


あくまでも見るのは制作者側ではなくお客様側ですので、
“閲覧者目線”でコピーライティングなどのコンテンツを
作り込む必要があります。

せっかく良い商品サービスを持っていても、
“事業者側の自慢”の垂れ流し? と勘違いされてしまう
場合があります。

例えば“ランディングページ”で検索した場合の広告の
キャッチフレーズを見ますと、成約率(CV率)がどのくらい
達成したかだとか、自分たちの成果について訴求しています。

成約率を“閲覧者目線”で書くとこうなります。

・セミナー参加率
・資料請求率
・問合せ率

あと勘違いされがちな(事業者側の出したい)項目は
以下になります。(出す事がNGではありません)

・創業◎年
・受賞歴
・お客様数累計◎社
・メディア掲載歴 など
・我が社の強み


お客様が購入のどの段階にいるのかは予め決まっていると
思いますので、その段階でどんな情報が必要かを
“相手の立場”で考えていくことが重要です。

鉄則3.購入段階時の“お客様側の欲しい情報”を提供する


以上になりますが、企業側は制作を外注するとき、
または今あるホームページ、LPのコピーライティングが
どちら向きの言葉が多いかを一度確認してみた方が良いです。

ご不明点・ご相談などありましたら何なりと
申し付けくださいませ。