今回は、これから新たに営業方法(ここではマーケティング方法)
を増やしていきたい経営者様に、自分が動かなくとも新規顧客が
開拓できる手法(考え方)についてお伝えいたします。
そのマーケティング方法の選択は、これから経営者様の
お客様の数や質を左右するものだからです。
今回ご説明するマーケティング手法であるプル型、
プッシュ型の違いは企業からみた顧客へのアプリーチ方法を示します。
企業側からの売り込み型のマーケティングはプッシュ型、
また未知のお客様側から逆アプローチするように“仕掛ける”
マーケティングがプル型となります。
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◇「プッシュ型」について
恐らく多くの起業家の皆さんは創業時も創業後もしゃかりきに
なって営業しまくっているはずでしょう。
その手法もテレアポ、FAXDM、広告、または飛び込み訪問
などアナタ自身が動いてお客様を作っていくものです。
ただアナタが病気でもして、代わりに動いてくれる人が
いなければビジネスがその時点で停止してしまう可能性が
あります。
◇ 「プル型」について
そんな経営者側のジレンマとインターネット環境の整備を
通して見直されてきているのが「プル型」のマーケティング
です。
「プル型」と「プッシュ型」は相互に補完し、同時に
展開することで相乗効果を得ることが出来ます。
「プル型」マーケティングでは、商品サービスの宣伝を
全面に押し出さないのが特徴です。
簡単に言いますと『情報提供』を通しての啓蒙・教育、
お客様の課題解決が主なアプローチの考え方になります。
また具体的な手法でいうとホームページや企業ブログ、
facebookでのメッセージ発信や検索エンジン経由からの
誘導など、いわゆる“メディアが勝手に営業してくれる”
手法です。
最後にどの手法を選ぶかは御社のビジネスや状況(資金・人員)
にあったものを実施すれば問題ありません。