今回はマスコミ四媒体(テレビ、新聞、雑誌、ラジオ)
が衰退した理由としての、インターネットなどを活用した
のインバウンドマーケティングの有効性についてです。
※「インバウンドマーケティング」とは
従来の広告を中心としたマーケティング手法を
「アウトバウンド・マーケティング」に対して、
消費者が「ウェブを利用して自ら見つけ出す」ことを
前提としたマーケティング手法
インターネットが登場するまでのいわゆる成長時代
では景気が良い、メディア(情報源)が少ないなどの
理由からマスコミ四媒体を使うことで成果や
成果は出なくとも広告主側は満足感を得られていました。
ただ昨今の景気では受け入れられなくなりました。
景気が悪くなり、やっと成果(売上・利益)の出ない
プロモーションは意味がない、と気づいたのです。
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当然、プロモーションにかける資金は限られたものです。
インバウンドマーケティングの発展により
『この位資金をかければ、この程度の成果が見込める』
といった“成果の確率”が出せるようになったことは企業に
とってはかなり影響が大きいです。
なぜならば「予算投下」に対しての効果・成果が分かるように
なれば、引き続き予算投下のサイクルを廻していけるからです。
図にもあるように見込み客の開拓から、
商談化率/契約締結率/サービス継続率まで
すべて確率で決まっています。
(タイミング等その他条件により数値の揺れはあります)
ですので企業側がこれら確率の数値を早めに
算出しておく必要があります。
それにはいくつか広告媒体(メディア)を使ってみて検証し、
効果の確率を広告媒体ごとに算出しておかなければなりません。
そうしないと「なぜ成果が出ないのか」というサービスを利用する側、
提供する側にも不毛なやり取りが発生することになります。
広告媒体ごとにサービスとの相性を検証することは
至極大事なことです。
競合会社がうまくいった媒体でも自社の場合うまくいかない、
なんてことは当たり前のように起こりうる事象なんです。
企業側は早めに広告媒体やプロモーション施策の効果検証を
進めることで、会社の“売れる仕組み”が構築され廻っていきます。
ご不明点などありましたらお申し付けください。
※画像は「セールスフォース様」セミナーより引用